マンタの捕食
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ダイビング情報ブログ

冬に潜ってほしい!12月〜3月の石垣島ダイビング旅行の魅力

日本のリゾート地として名高い石垣島。真夏に旅行するイメージが強いと思いますが、冬の来島もおすすめしたい場所です。夏とは違うマンタとの出会いや抜群の透視度など、独自の魅力がたくさん詰まっています。

今回は、冬の石垣島ダイビングの特徴から、おすすめのダイビングスポット、宿泊施設までたっぷりとご紹介します。

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冬の水中の見どころ

旅行は失敗したくないもの。冬は観光客が少なくて人気のスポットもホテルも空いてそうだけど、どんなダイビングができるの?何かいるの?と心配ですよね。冬の石垣島の水中の魅力はこちらの3つです。

マンタの捕食

圧巻!マンタの捕食

マンタの遭遇率が低くなる時期と把握しているダイバーが少なくありませんが、そんなことはありません。むしろ、プランクトンを捕食しに水面まで上がってくるマンタは圧巻。夏とは違う迫力を味わうことができます。

冬の海はウミウシが多い

冬の海はウミウシが多い

回遊魚・マクロ生物祭り

水温が下がるとバラクーダやイソマグロの群れが上がってきます。しかも寒さで脂肪がたっぷり、個体が大きく見応え十分。

また、春の産卵に向けたコブシメの姿をあちらこちらで見ることができます。

そして好きな人にはたまらない、ウミウシ祭り。冬季でも水温が20℃を切らず、本土より暖かい環境ですが、石垣島にとっては寒い冬。ウミウシを代表としてマクロ生物の姿が目立ちます。

ゲストも少ないので、ゆったりと水中撮影を楽しむことができます。

冬の海は透視度抜群

冬の海は透視度抜群

透視度の高さ

暖かい時期でも濁りにくく、海外のリゾート地を思い浮かぶような美しい海ですが、冬季は海水温の低下でプランクトンが減少し、息を呑むほどの美景が水中に広がります。

少々離れてもバディを確認することができるので、広々とした海中を優雅に泳ぎ回るダイビングスタイルになることが多いです。

水中撮影に夢中になる時期なので、ガイドも自分の好きな生物の記録や、写真のアングル調整に余念がなくなる時がありますが、ちゃんとあなたの行動を見ていますので、ご安心ください。

冬の石垣島ダイビングの魅力

冬の石垣島の気候と海況

通年温暖な石垣島ですが、赤道直下の南国でないのでさすがに冬は長袖長ズボンです。陸、水中、どのような装備が必要なのかを確認していきましょう。

水温と気温

水温 気温
12月 23〜27℃ 18〜23℃
1月 21〜25℃ 16〜21℃
2月 22〜25℃ 17〜22℃
3月 23〜25℃ 18〜23℃

上述と重複しますが、1番寒いと言われている1月でも水温が25℃という日があり、暖かいです。春や夏より水温が低くなるので透視度が良くなります。

そして夏より人が少なく、水中生物の撮影に集中できるという、ダイバーにとってパラダイスな時期です。

快適な気候

冬といえど、寒さがピークの1月でも最低気温16℃、水温も平均20℃を下回ることは少ないです。

観光客が比較的少なくなり、ホテルの予約も取りやすい時期。泊まってみたかったホテルや、石垣観光で人気上昇中の乗馬などにチャレンジするのにうってつけです。

快適ですが、季節風には注意をしましょう。特にダイビング後は身体が冷えやすく、風に当たると急激に体温が低下するので、ウィンドブレーカーなどの寒さ対策は怠らないようにしてください。

準備すべき装備

石垣の冬は長袖長ズボンで、ウィンドブレーカー、ボートコートなどの防寒着は必要です。ただ11月まで半袖といった気候なので、特に防寒着は軽量なもので問題ありません。

寒さのピークは1月までで、水温が22℃を切ることはあまりないですが、ウェットスーツは5mm 2ピースやフードベストといった厚着が好ましいです。

なお、基本的に沖縄より南の暖かい場所でしか潜らないという方はドライスーツをおすすめします。

冬のおすすめダイビングポイント

数ある石垣島冬季のおすすめダイビングスポットをギュッと絞って4つ、紹介します。ぜひファンダイビングの際にリクエストしてください。

マンタの群れ

黒島

冬のマンタを大いに楽しませてくれる黒島。ハートの形をしていることから「ハートアイランド」という愛称がある島ですが、その可愛らしい形・名前とは裏腹に、水面までプランクトンを捕食にくるマンタの迫力ある光景を目にすることができます。

多い時には10枚以上のマンタの乱舞に遭遇する時もあり、加えてイソマグロやバラクーダの群れはフォト派・ワイド派のダイバーの心を鷲掴み。

またドロップオフやトンネルが点在し、ダイビング冒険を楽しむことができる、初心者から上級者まで網羅する場所です。

西表島

「東洋のガラパゴス」と称されるほど希少な生態系が数多く生息する西表島は、陸だけでなく水中も豊富な魚種で賑わっています。

特に鹿ノ川・中ノ瀬というスポットは冬から春にかけてマンタの遭遇率がグッと上がります。筆者が潜る時は大体バラクーダの群れがセットで登場してくれるので、冬〜春が大好きな時期になりました。

もちろんワイドだけでなく、多種類のハゼやハナダイの群れが、年間で1番高い透視度の中、色鮮やかに乱舞する光景も見ることができます。

ワイドかマクロかだけでなく、静止画にしようか動画にしようかと、フォト派のダイバーを良い意味で振り回してくれる場所です。

屋良部崎

海底遺跡のようにみえる巨大石がある神秘的なスポットです。石垣島には珍しくサンゴがほとんどいない岩盤が棚のように並んでおり、南の島だということを忘れてしまうような異様な景色が広がっています。そして冬季にはなんと水深5〜10mという場所でバラクーダやナポレオン、イソマグロといった大型回遊魚と遭遇することができます。

潮の流れが安定せず、強い時も多々あるので上級者向けのスポットです。

大崎

石垣の冬といえばダイバーはここ。浅めの砂地でゆっくりとフィッシュウォッチングができます。アカククリの魚群や深場にキンメモドキ、スカシテンジクダイと、フォト派はもちろん、訪れるダイバーを時間が許す限り楽しませてくれるスポットです。

冬場の代名詞であるウミウシも多種多様、春が近づいてくるとコブシメの求愛活動が見られます。

冬の石垣島ダイビングスポット

ダイビングショップ選びのポイント

喧騒とした夏とは違い、のんびりゆったりできる冬の石垣島ダイビング。スタッフともきちんと向き合うことができるので、以下のポイントを参考に、相性が良くて信頼できるダイビングサービス・ショップ(以下、ダイビングショップ)選びをしましょう。

1. 安全管理と経験豊富なインストラクター

安全管理に定評のあるショップ選びが先決です。

例えばPADIだと、正規登録店や質の高いサービスを提供しているダイビングショップに「ファイブスター」ランクがついています。

他にも、沖縄県では資格の整備や安全設備の整備などの条件をクリアすることで「安全対策優良海域レジャー提供業者」として指定する制度があります。

どちらも登録事業者が公開されているので、Webサイトでチェックしましょう。

宿泊したいホテルとダイビングショップが近い方が便利ですが、あなたの安全に関わることなので、より高い水準のサービスや安全管理を行うダイビングショップを選ぶことを優先してください。

特に冬季は気象条件の判断が重要になるため、経験豊富なガイドの存在は必須です。

2. もちろん少人数制

きめ細かなサポートを受けられる少人数制のショップがおすすめです。初心者や体力に自信のない方は、マンツーマンやセミプライベートの対応ができるショップだとストレスなく快適にダイビングすることができます。

また冬の石垣島は水中撮影に適している時期なので、少人数だとあなたに合わせた水中撮影のレクチャーをしてくれる可能性が大幅に上がりますよ。

3. 冬用装備のレンタル

冬用の充実した装備をレンタルできるかどうかも重要なポイントです。特に5mmウェットスーツやフード付きベストなど、防寒対策用の装備が充実しているかホームページで確認しましょう。

4. 送迎サービス

宿泊施設から集合場所までの送迎サービスがあると便利です。ダイビングスポットによっては早朝からの活動となることも多いため、送迎サービスの有無は重要な選択基準となります。

冬に泊まってみたい、おすすめ快適ホテル

ホテル十日三日(トゥカミーカ)

https://10ka3ka.jp/

3年前にできた新しいホテルで、オーダーメイドの家具や部屋番号、ウッドデッキの休憩ができるエントランスなど、デザインと居心地にこだわりを持った施設です。

ユーグレナ石垣港離島ターミナルが目の前にあり、八重山諸島を気軽に巡ることができます。

 

石垣ビーチホテルサンシャイン

https://www.ishigakijima-sunshine.net/?utm_source=Google&utm_medium=Google&utm_campaign=gbp&utm_id=gbp

新石垣空港から約25分、全室オーシャンビューのリゾートホテルです。

本館にある売店から配送できるというダイバーにとって嬉しいサービスがあり、マウンテンバイクの貸出しや マッサージなど、石垣島の滞在をより贅沢に過ごしたい方へおすすめです。

 

石垣シーサイドホテル

http://www.ishigaki-seasidehotel.com/

石垣の有名観光地、底地ビーチに面したホテル。

バルコニーにジェットバスやリクライニングチェアーがある部屋や、一棟一室のコテージタイプなど部屋の種類が豊富で、自身の旅行プランや予算に合わせて選ぶことができます。

マリンアクティビティも充実しており、レンタル器材の用意もあります。

 

アレーズド・バレ石垣

https://www.baleishigaki.com/

バリ島の家具や装飾が施された、南国を訪れたかのようなリゾートホテル。

9室限定、全室45平米以上という極上のサービスと、絶景の夕日を堪能することができます。

リゾートホテルでありながら、なんと1泊1万円台から。カフェや貸切展望バスルーム、アクティビティも充実したホテルです。

 

フサキビーチリゾート ホテル&ヴィラ

https://www.fusaki.com/?utm_source=google&utm_medium=GBP&utm_campaign=FusakiBR

敷地面積8600平米、全室398室の巨大リゾートホテル。

敷地内に大浴場、宴会場、ジム、コンビニ、託児ルーム等、至れり尽くせりの環境です。島内最大級のリゾートビュッフェや琉球料理などのレストランも。

グループやパートナーと最高のダイビング旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。

「ダイビングがメインだから、ホテルはどこでもOK!」という方は、ぜひ私たちダイビングスクール・マレア石垣島店が併設するマリンロッジマレアに泊まってみてください。

ホテルとダイビングショップ間の移動・送迎がないことで、朝も夕方も時間の余裕ができます。

いつもより少し遅めに目覚めたり

飲みに行く前に少しお昼寝したり

のんびりとした島時間を過ごせる快適な滞在をお約束します!

マリンロッジマレア石垣島

マリンロッジマレア石垣島

https://marea-ishigaki.jp/hotel-information/marine_lodge_marea/

ダイバーにフルコミットしたマリンロッジマレア石垣島は専用駐車場、コインランドリーはもちろん、器材洗い場やレストランがあり、送迎付きで1人5,000円〜とコスパ最強です。

もちろんダイバーでない方も利用可能。ダイビング体験したい学生グループや、和室があるので子ども連れのファミリーにもおすすめのホテルです。

マレア石垣島の器材洗い場

まとめ

石垣島の冬季ダイビングは、最高の透視度にプラスして、大型回遊魚との遭遇する可能性を格段に上げてくれる、考えただけでもダイバーにとってたまらない勝景が待っています。

適切な防寒対策と信頼できるショップ選びを押さえれば、さらに充実したダイビング旅行になることでしょう。ぜひ、この冬は石垣島で絶好のダイビング旅行を体験してください。

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